サバイバルナイフのいろいろ

サバイバルナイフ

サバイバルナイフ関する情報。サバイバルナイフの入手法やサバイバルナイフと他のナイフとの違いなどを、初心者にも分かりやすく説明しています。

  


サバイバルナイフの取り扱い

サバイバルナイフは元来、携帯しやすいよう作られ、また実際に携帯していれば、様々な状況で用いる事が可能になります。

例えばどれだけ文明から隔絶された環境に置かれても、サバイバルナイフがあるだけで、その生存確率は格段に跳ね上がることでしょう。

また文明社会においても、機能性の高いサバイバルナイフが1本あるだけで、様々な専用の器具の代用品として、目の前の問題を解決できる局面は意外と多いのです。

しかしナイフは武器としても使用でき、危険な凶器と成り得るため、その携帯に際しては多くの制限や規則が設けられています。

日本国内における規制

日本国内では銃刀法により、刃物の所有・運搬・携帯には、厳しい制限があります。

銃刀法とは日本国内で銃器や刃物を持つ人間が、最低限守る必要のある法律です。

この法律は、取り扱う人の条件や環境によって適用が変わる事例が見られるため、微罪・別件逮捕だとして批判する声もあります。

通常、サバイバルナイフは刀剣類ではなく、その他の刃物に分類されます。

刀剣類(刃渡りが15cm以上の刀、剣、やり、なぎなた及びあいくち)は所轄の公安委員会に届け出て許可を得なければ、所持(所有)自体ができなません。

但し調理包丁などは例外になります。

また、日本刀に関しては美術品とみなされるため、各地の教育委員会に登録をするだけで所持をすることができます。

飛び出しナイフは刀剣類とみなされ基本的に所有できなません。

少なくとも日本国内においては、刃体の長さに関係なく、正当な理由なく刃物を隠して携帯してはならないとされています。

サバイバルナイフの所持と運搬

サバイバルナイフは自宅やそれに類する場所に保管しておく事が必要です。他の危険物同様に、盗難や第三者による乱用を防げるため、施錠するなどして管理・保管できる様にしなければならないことになっています。

運搬については梱包され、すぐには使用できない状態で持ち運ばなければなりません。

鞄等に他の荷物とともにしまい込んでいる場合は、運搬と見なされる場合もありますが、ポーチやハンドバッグ等に入れてすぐ取り出せる状態にある物は、携帯と見なされる場合があります。

携帯とはすぐに使用に供する事が可能な状態で、主にポケットの中や手中にある状態を指しますが、ポーチやハンドバッグ等の、比較的直ぐさま出せる状態も同様となるのです。

所持に関しては、運搬と携帯のどちらも、移動時に持っていればそのように見なされますので、警察に職務質問を受けた際に、これらナイフ類を所持していた場合に、任意同行を求められる事もあります。

護身目的の携帯

護身目的の携帯は、いかなる場合間正当でない理由と見なされます。

護身目的でナイフを携帯するとは、日常生活の道具という本来の使用法よりも、人を威嚇、場合によっては殺傷したりするという非正当的な用法に注目しており、自衛のためであろうと他人に刃物を向けることをあらかじめ行動の選択肢に入れていることの証拠であるため、固く禁じられているのです。

もちろん、ファッション的に持ち歩く行為に対しても社会問題視する傾向が一般的な見識です。

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